1. 劇場版『SEED FREEDOM』でのマイティーストライクフリーダムの輝き
2024年に公開された劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、長年のファンを歓喜させる熱い展開が満載でした。その中でも特に注目を集めたのが、キラ・ヤマトが搭乗する「マイティーストライクフリーダムガンダム」。この機体は、旧ストライクフリーダムを正当進化させた新型であり、劇中でも終盤に登場し、圧倒的な活躍を見せました。
マイティーストライクフリーダムの象徴とも言えるのが、「プラウドディフェンダー」。この背部ユニットによって大気圏内での高機動を実現し、攻防一体となった強力な戦闘スタイルを展開しました。数十機の敵MSをわずか数分で撃破するシーンや、宿敵たちとの一騎打ちは、まさに“最強のガンダム”の名にふさわしい内容でした。
また、ストライクフリーダムのイメージを継承しつつ、黄金色の内部フレームやバーニアの造形など、機体の美しさと迫力が両立しており、視覚的なインパクトも絶大。ファンの間では「キラの集大成」とも称されるその勇姿を、HGキットで忠実に体感できるのは感無量と言えるでしょう。
2. HGキットとしての魅力とは?マイティーストライクフリーダムの再現度に迫る
『HG 1/144 マイティーストライクフリーダムガンダム』は、HGCE(High Grade Cosmic Era)フォーマットに基づいて設計されており、最新の技術がふんだんに盛り込まれています。
このキットの最大の魅力は、“組み立てるだけで色分けが完成する”成型色の美しさと、劇中のプロポーションを忠実に再現したパーツ設計です。肩の大型アーマーや背部のウイングユニット「プラウドディフェンダー」など、大型のパーツが多いにもかかわらず、全体のバランスが非常に整っており、展示映えする完成度となっています。
また、内部フレームの金色パーツは「リアルメタリックグロスインジェクション」によって成型されており、光を受けて金属的な輝きを放ちます。これにより、ストライクフリーダム系の魅力である「黄金の骨格」の再現度が格段にアップしています。
加えて、HGながら関節可動も優秀で、膝立ちやビームサーベルの両手構えなど、アニメさながらの大胆なアクションポーズも自然に決まります。
3. アクション性とディテールの両立を実現する設計
このキットは「SEEDアクションシステム」に基づいて設計されており、可動域とプロポーションの両立に成功しています。
特に注目したいのが、肩関節の引き出し機構や股関節のスイング機構。これにより、ライフル両手持ちやビームサーベルの斬撃ポーズが可能で、ファンアートで描かれるような“動きのある姿”をそのまま再現できます。
また、ディテール面でも目を引くのが「プラウドディフェンダー」。ウイングは可動するうえに、クリアパーツによるキャノピーも付属し、メカニカルな密度感と透明感を同時に楽しめます。
腰部には長距離砲「フォランスアスタレール」も装備されており、ライフルだけでなく多彩な武装が再現されています。さらに、パーツ同士の合わせ目が目立たないように工夫されており、初心者でも素組みで満足の仕上がりになります。

4. 各ランナーを徹底解剖!パーツ構成の妙
このキットはパーツ構成も非常に巧みで、色分けのためのランナー構成に工夫が見られます。以下に主なランナーを詳しく紹介します。
- Aランナー(多色成形)
頭部・胸部・ライフルなどを構成する主要外装パーツが含まれており、赤・青・黄・ダークグレーの4色構成。ガンダムらしい配色がこの1枚で完成します。 - B1 / B2ランナー(ホワイト)
主に腕部・脚部・ウイングの外装。白の面積が多い本機体にとって、重要なランナーです。 - Cランナー(リアルメタリックグロス・ゴールド)
膝関節やウイング内部など、金色の内部構造を構成するランナー。メッキではないものの、非常に高級感のある質感です。 - Dランナー(マットゴールド)
フレームやジョイント部など、構造を支えるゴールドパーツ群。Cランナーとは質感の差別化がされています。 - E1ランナー(ライトグレー)
胴体や腰部装甲、プラウドディフェンダーの装飾パーツなど。ライフル先端部などのグレー部もここに含まれます。 - F1 / F2ランナー(ホワイト)
主にプラウドディフェンダーのウイングと補助装甲部分。大きなパーツが多いため、カットミスに注意が必要です。
このように、ランナーごとに役割が明確に分かれており、組み立てながら自然に完成に近づける親切な構成です。
5. まとめ:新たな“フリーダム”をその手に!
『HG 1/144 マイティーストライクフリーダムガンダム』は、劇場版での活躍に恥じない完成度を誇るプラモデルです。SEEDシリーズのファンはもちろん、キラ・ヤマトの新たな物語を追体験したい方にとっては、まさに必携の一機と言えるでしょう。
組み立てやすさ、可動性能、ディテール、色分け、どれをとっても文句なし。初心者から上級者まで、幅広い層におすすめできます。あなたのガンプラコレクションに、ぜひこの“自由”を加えてみてはいかがでしょうか?
近日、実際にマイティストライクフリーダムを組み立ててみたレビューを行います!!!!
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